2019年02月20日
依頼・契約・引渡までの心情
私は生まれたときから、造園業を営む祖父・父の背中を見てきました。
なので、いつの間にか造園と言う職種を誇りに思う子供になっていた気がします。
そして、小・中・高・大学という成長過程で多くの友人ができた。
地域という小さなコミュニティーから、全国・世界という大きな枠組みを見させてもらった。
だからとは言わないが、私は自分の価値観や育った環境、自分自身の人生に満足している。
しかしながら、「もっとこうしていれば良かった」と反省する点は山ほどある。
それを外構・造園の打合せに例えるなら、「こうしておけば良かった」を減らすのが、私たちの仕事・責務である。
お客様のご要望を引き出し、さらにプロとしての提案を加える。
それが、多岐にわたる分野においても。まずは、お客様を知ること。話しやすい環境を自身が創ること。
他人の生活の一部を預かる仕事であることを認識すること。
その人の毎日を変えることが出来るかもしれない。
地図には残らないが、景観・街並みという観点で形に残る仕事である責任。