社長ブログ

2024年08月29日
業界の先達

これまで造園やエクステリア業界に従事してきて、それ以前のことを知らないことがあり改めて福岡市造園建設業協会の理事となり初見で驚くことが多くあります。

建設や土木の一部ではなく「造園」という職種を国や行政に認知していただくために奔走された先輩方のお話や、それからの変遷などを聞けば聞くほど頭が上がらなくなってしまいます。

(株)別府梢風園の代表取締役会長が福岡市造園建設業協会の会長を10年務める前に、10年の会長職を全うされた中村緑地建設の「中村会長」の傘寿御祝で、現市造協理事や関係の深かった先輩方にお集まりいただき、御祝の席を設けさせていただき私も参加してきました。

約25年前の資料を読み解き、懐かしんでいる風景
集合写真

香椎照葉がまだ人工島として、建築物が全くない頃の緑化フェア(アイランドシティ中央公園)建設やイベントなどの話が持ち切りで、当時福岡市役所の担当者として敏腕を振われた元部長である久保田さんも現在は市造協の常務理事として、これからの福岡の造園・みどりについて助言をくださっています。

そもそも、この会には私の出身校である東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科の先輩も多く、最年少である私は身を小さくして参加してきました。

いまのこの時代を生きる私たち責任世代が、次世代に対してより良い「造園環境」や「緑豊かな福岡市」を創ることはもちろんですが、多くの先輩方が「いまの福岡」を残して下さっていることに感謝する会にもなりました。