2013年05月14日
みどりの集い
以前は、造園という職は土木と一緒になっていたそうです。
しかしながら、福岡県での造園へのこだわりは強く、この業界の諸先輩方は「造園は未来の子供達のためにも」造園は独立した業種でなければいけない!と公共工事の入札はもちろん、福岡県内全土で「造園」という職が表に出たと伺っております。
いま私たちが目にする半世紀ほどの経過した街並みは、緑豊かな街並みを形成していますが、最近の傾向としては個々のお庭にはそれほど緑を持たない形が多くなっています。
近くでは、アイランドシティーの「照葉」には樹木が茂っていて、お庭という概念を未だ持ち続けている唯一の分譲地だと思います。
先人たちが培ってきた造園色を少しでも守ることが、雇用の確保にも技術の継承にもなり、また地球環境への配慮やまちの景観さえも美しく保ってくれます。
今後も、造園協会としては「未来の子供たちへ」のタスキを繋ぐランナー役として、走り続けたいと思います。