2013年07月16日
京都 伏見稲荷 舗装の工夫
大阪でホームページの打合せを終え、京都へ移動しました。
本社の社長より「太宰府天満宮さんの参道や本殿周りの舗装の参考に、伏見稲荷大社の境内前面の舗装を観て、写真を撮ってきてほしい」という要望を実行するため、新幹線の時間を気にしながら急いで行ってきました。
結果から言いますと、とても工夫の凝らした内容でした。
太宰府天満宮や伏見稲荷大社の様に、参拝客の多いお社は大勢に踏み固められた地面が、削れて凹みができて水たまりになったり、砂利敷きも砂利が飛散して後片付けが大変だと聞きます。
しかしながら、砂利敷きをする下地に特殊な材料を敷き、その下にはなお舗装転圧が施されていました。
その材料のおかげで、砂利が必要以上に飛び散らないような工夫がなされていました。
伏見稲荷の職員の方がいらっしゃったので、お話を伺ってみると、「下地の転圧がうまく進んでいなければ波をうったような施工になるので気を付けたほうが良いですよ」・・・とアドバイスまで頂きました。
一般家庭にはそのニーズに合わせたご要望があるように、神社仏閣にはまたそれぞれございます。
その用途に合わせたご提案をしなければ、それに応じる問題点も違うものだと感じました。